サンダカン八番娼館 望郷
大宅壮一ノンフィクション大賞に輝いた山崎朋子の原作を、熊井啓が映画化した感動の社会派女性文芸大作。"ジャパゆきさん"という言葉のもととなった"からゆきさん"と呼ばれる海外売春婦たちの悲しく衝撃的な話を、天草で孤独に暮らす老婆が女性研究史家・圭子に半生を語る形式で綴られていく。この映画を最後に他界した田中絹代が、ベルリン国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞した。
出演 栗原小巻、高橋洋子、田中絹代
監督 熊井啓