自主映画を作っている冴えない映画青年・しまだやすゆき (中村優一)。何をやっても失敗ばかりの彼は、ある美少女・彩乃 (奥田佳弥子) と出会い、一目ぼれしてしまう。自分の映画へ出演して貰うべく、勇気を振り絞って彼女に声をかけようとするが、突如起きた事件に巻き込まれ、何も成し遂げないまま人生の終わりを迎えようとしていたが、襲い掛かってきた敵がかぶっていた鉄製マスクを偶然にもかぶってしまうと、なぜか全身にパワーが漲った。そのマスクは“スレイブヘッド”と呼ばれ、闇取引されていたマシーンだった。特殊なビデオカメラが装着されており、敵の顔を5秒間スキャニング出来たら消去できるのだという。こうして“スレイブメン”となって敵を倒すことに成功したしまだを待ち受けていたのは、現実の設定が変化した異空間だった。
