2020年3月、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院の救命救急センターは、新型コロナの重症患者が急増し異常事態に陥っていた。患者や、患者の家族に寄り添おうと奮闘する医療スタッフたち。タブレット越しにコロナ患者と家族が面会できる仕組みを作った。「頑張ったね。おうちへ帰ろう」。タブレット越しの最後の面会が、大切な人との最期の別れになることもある。そして今、感染の第3波が病院を襲う。終わりの見えない闘いに、医療スタッフたちは、どう立ち向かっていくのだろうか―。

2020年3月、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院の救命救急センターは、新型コロナの重症患者が急増し異常事態に陥っていた。患者や、患者の家族に寄り添おうと奮闘する医療スタッフたち。タブレット越しにコロナ患者と家族が面会できる仕組みを作った。「頑張ったね。おうちへ帰ろう」。タブレット越しの最後の面会が、大切な人との最期の別れになることもある。そして今、感染の第3波が病院を襲う。終わりの見えない闘いに、医療スタッフたちは、どう立ち向かっていくのだろうか―。