地球とよく似たパラレルワールド―大地のほとんどが海に覆われた惑星では、乏しい資源を狙う海賊を取り締まるため、海上警察が活躍していた。海上警察のルオリーは赤ちゃんの頃、箱に入って海を漂っていたところ海上警察に拾われたのだった。その時身につけていた羅針盤に“新大陸”と刻まれており、いつか行ってみたいと思っていた。ある時、ルオリーは海賊王・北海閻羅との戦いがきっかけで、新大陸が記された地図を見つけた。ルオリーはその地に向かうことを決心するが、怪物がひしめく死の海を通らなければならない。そこで、“海語”を話し、魚を操ることのできる海姫と呼ばれる海賊の手を借りることにした。ルオリーたちは新大陸を目指し舵を切る。しかし、新大陸には無限の財宝が眠るとされ、北海閻羅ら極悪海賊たちもまた新大陸を狙っていたのだった。