“軍神”として崇められる神州の大帥・李追風は、廃墟となった辺境の北坡城(ほくはじょう)で敵対する異民族の大軍に包囲されていた。李追風は、自陣の城を任せていた娘の許嫁、黄自在将軍のもとへ使者を送り、この危機を知らせる。しかし、敵は10万人の巨大勢力、自陣の援軍ではとても足りない。黄将軍は、恋人を残し、たった独りで軍神の救出に向かう。道中、砂漠で出会った山賊を味方につけ、黄達は流刑者が集まる町へとたどり着く。正義感溢れる黄の人柄に惹かれ、増えていく仲間たち。そして、精鋭部隊による一か八かの軍神救出作戦が決行される。はたして、黄将軍率いる800人の義兵軍は、10万人の軍兵から牙城を守り抜く事が出来るのか…。