「私たちは荒廃した土地ラルザックを選んだ」マリゼット、クリスティアンヌ、ピエール、レオン、ジョゼ…。主役となった人たちが面白おかしくアクションを交えながら語っていく、ラルザックの農民と政府との闘争を描くルポルタージュ。土地を守るための無慈悲な戦いで農民が団結。1971年に当時の防衛大臣であるミシェル・デブレによってラルザックの陸軍基地の拡大が宣言されたことがこの闘争の始まりだった。農民たちは結束を固め、誓いを立てる。土地を手放してはならない。農民たちの声がとどくよう、軍や警察と毎日顔を突き合わせての戦いを描く
