ロビンソン漂流記

1959年、アフリカからブラジルへ向う途中、ロビンソン・クルーソーの乗り組んだ船は難破してしまった。やっとの思いで見知らぬ島にたどり着いたロビソンは、ジャングルで一夜を明かした。翌朝ロビンソンは、猫以外一人の生存者もいない船中から、食料や武器を運び込み、浜の近くの岩場に適当な住み家を作った。運びこんだ財産を倉庫に貯蔵している途中、ロビンソン達が船の中で可愛がっていた“レックス”という犬が木陰から突然現われ、ロビンソンをすっかり喜ばせた。レックスと猫を唯一の友として毎日を送っているロビンソンはひしひしと押し寄せる孤独惑に気も狂わんばかり、ある日、彼は孤独感をまぎらわそうとカヌー作りに専念した…