
アントン・チェーホフの短編小説『犬を連れた奥さん』を題材に、大学教授と女子大生の危険な不倫を描いた官能ドラマ。主演は『トリコロールに燃えて』のソフィー・デマレ。 作家を目指していたが叶わず、大学教授になったベン。心に虚しさを抱えたまま毎日を過ごしていた彼は、チェーホフの作品をきっかけに、教え子の女子大生メルセデスと親しくなる。ベンは彼女に惹かれていくが、妻帯者であり教師である立場をわきまえていた。そんなある日、ベンの妻が書いた児童小説の出版が決定。ベンは自分が叶えられなかった夢を実現させようとしている妻に複雑な思いを抱き、メルセデスと深い関係になる。