日本の先住民族「アイヌ」の血を引く彫刻家、藤戸竹喜(1934-2018)。12歳から同じく彫刻家だった父の傍らで熊を掘り始める。躍動感、生命感あふれる作風で名をはせ、日本を代表する彫刻家の一人となった。藤戸はデッサンも下書きも行わない。