15年前の誘拐事件で、幼い娘を失った母ハギョン。事件の担当刑事チョンホは、事件が公訴時効を迎えるにあたりハギョンのもとを訪ねる。しかし、犯人逮捕を願いながら長年に渡り情報を集めていたハギョンは、やりきれない怒りをチョンホにぶつける。そして、時効まで残り5日と迫った日に事件現場を訪れたチョンホは、そこに手向けられた1輪の花を見つける。事件現場の監視カメラを調べると、深夜に何者かが花を置く姿が写っていた。チョンホは、それらの手掛かりを元に捜査を再開。時効まであと数時間のところで犯人を視界に捕えるが、追跡も及ばず再び取り逃してしまう。