伝説的なカントリー歌手ロレッタ・リンの、アパラチア山脈出身の極貧の生い立ちから“カントリーミュージックの女王”となるまでの波乱の半生を描いたドラマ。ロレッタを演じたシシー・スペイセクは、演技が高く評価され、アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。18歳ですでに４人の子供の母で、主婦として忙しい毎日を送るロレッタだが、時間を見つけては歌を作り、地元の定期市や安酒場で歌っていた。夫のムーニー（トミー・リー・ジョーンズ）は、彼女の素晴らしい才能と大きな可能性に注目し、レコードを出し、ナッシュビルに行くことを勧める。グランド・オール=オープリーで歌った後、レコードは大ヒットとなる。ロレッタはスーパースターへの道を歩き始め、カントリーミュージックのサウンドとスタイルに大きな影響を与える。