海上保安大学の学生・船越洋介は、実習生として生まれ故郷の対馬厳原海上保安部に派遣されることになった。三年ぶりに帰郷した港では、善良な島民をそそのかし密輸に関わらせている業者が存在していた...。海の守りに若さを叩きつける痛快無比のアクション篇。