ウェストゲイト刑務所は小心者の所長バーンズ、温情ある医師ウォルタース、所長の椅子を狙う野心家で冷血漢の看守長マンジーにより運営されていた。マンジーは囚人の中から適当な男を選んで囚人達の動向を探るスパイにつかっていた。囚人のジョーは彼のやり方を嫌い、彼のスパイを作業場の中で圧板機に落として血祭りにあげた。ジョーたちは一番重労働である下水溝の工事をやらされた。ここが唯一の脱出口で彼は外部に通じるトロッコを利用して着々と準備をすすめた。決行当日、所内新聞の記事を取りに現場に入ろうとしたルイは、マンジーの事務所に連行され、意外にも計画のすべてが知られていることを知った・・・

監督 ジュールス・ダッシン