見知らぬ男から娘に遺産が贈られ一家は大騒動。家族に心当たりはなく、夫は妻に疑惑をむける。後年の映画「ラブレター」(岩井俊二監督)などにつながるモチーフがすでに本作で使用されている点が注目される。クライマックスは感動的!埋もれさせるには惜しい作品。(C)近代映画協会