金閣寺 映画 · ドラマ 三島由紀夫の同名小説を「本陣殺人事件」など耽美派で知られる高林陽一が脚色、監督。吃音コンプレックスに悩む青年・溝口は、少年の頃から住職の父に金閣ほど美しいものはないと教えられ、金閣を憧憬していた。溝口は父の死後、金閣寺の門弟となったが、女性とセックスしようとするたびに金閣の幻が現れて行為を妨げられてしまう。彼は自分を無力にする美を次第に憎悪するようになり、ついには金閣に火を放つ・・・。大量の金箔を用いたラストの炎上シーンが圧巻。 1976年 · 1h 49m