珈琲時光
巨匠・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)が小津安二郎に捧げる21世紀の『東京物語』―――東京でフリーライターとして暮らす陽子は、シングルマザーの道を選ぼうとしている。マイペースな陽子だが、周囲は穏やかじゃない。上京してきた両親は、なかなか娘に本題を切り出せず、結局一緒になって手土産の肉じゃがをつつくだけ。親友の肇は、実は胸に秘めた陽子への思いを告げられない。そんな日々、陽子は東京の街で自分の周りの大切なものに気づき始める。そして想う、新しい命のこと、家族、そして、未来を誰かと歩くということを……。
