日本統一53
鎌倉の御前と銀座・東友会を潰し、東京の貸しジマ制度を撤廃させた侠和会若頭・氷室 (本宮泰風) と本部長・田村 (山口祥行)。矢車会の跡目と盃を交わした氷室は、再結成した関東七人会に対し、矢車会の健在及び侠和会の威光を示すため、東京で侠和会会長・川谷 (小沢仁志) も参加の矢車会先代の葬儀を執り行うことに。葬儀には取材を入れ、侠和会の東京進出を大々的にアピール。そして、東京進出に合わせ、茨城・横浜・八王子のシマの強化・拡大を進める。その最中、横浜ではフェンタニルという合成麻薬が出回っており、不穏な空気が流れ始める。横浜港のドンこと鶴岡 (尾藤イサオ) から丸神会横浜支部の中森 (大賀太郎) が怪しいと聞いた氷室は、藤代組の川上 (中澤達也) と竜次 (岸田タツヤ) と共に中森組に乗り込む。シラを切る中森だったが、氷室は中森の後ろに誰かがいると睨んでいた。
