The Tower
11歳のパレスチナ人少女、ワルディは、生まれた難民キャンプで家族全員と暮らしている。彼女が深く敬愛する曾祖父シディは、1948年に家を追われ、このキャンプに最初に定住した人々の一人だった。ある日、シディはガリラヤにあったかつての家の鍵をワルディに託す。それは、彼が故郷に帰ることを諦めた証ではないかと、ワルディは不安になる。シディの「失われた希望」を探し求めるうちに、彼女は家族の世代を超えた証言を集めていく――祖父母、両親、そして彼女自身へと受け継がれる、難民としての記憶と歴史の物語。
