ベイリーがメレディスに担当を命じた患者は、ジョージの母ルイーズ。別の病院で胆嚢を摘出したものの術後も不調が続くルイーズは、一人前になったメレディスやカリーと再会し、感無量だと喜ぶ。その頃、小児外科には優秀なフェロー候補が見学に訪れる。一方でテディにやっと認められたことに嬉々とするクリスティーナは、ドナーから取り出したまま次の移植先を待つ生きた心臓の見張り役に。
ブリーの夫レックスは再び心臓発作で倒れ入院、リネットの夫トムはとうとう昇進できなかった本当の理由を知り、会社を辞めて専業主夫になると言い出し…。ウィステリア通りの住人たちの運命が急展開を迎える中、メアリー・アリスを自殺に追い込んだ本当の理由、そしてそこに絡むデーナそしてディアドラの真実が明らかに。
患者が重役を務めるテレビ局から、リアリティー・ショーへの出演を依頼されたサム。撮影班がサムの1日を追うことになり、彼の自宅やクリニックにもカメラが密着する。そこへサムの母ディーが、体調を崩した上司のレイモンド夫妻を連れてクリニックに現れる。ところが、ディーとレイモンドが不倫関係にあることが判明し、撮影隊のカメラもその現場をとらえてしまう。ショックを受け、2人を強く非難するサム。ところが、レイモンドに肺移植が必要だと分かると、サムには更に衝撃的な事実が明かされることに―。
ルシウスとサースティは、エディの乗っ取り計画を法的に潰そうとする。友人の娘を探すクッキーは、自分と母親との複雑な関係を思い起こす。ハキームは20周年記念シングルのリリース戦略を考え、ジャマルとトリーはエンパイア社を脱して最初のシングルを作るための仲間を探す。
エディは引き下がる気配を見せず、ルシウスはエンパイア社と家族の将来を守るために重大な決断を迫られるが、クッキーがある策を明かす。アンドレは自身のパワープレイ曲を作り、ハキームはある脅しによって意気消沈してしまう一方で、ジャマルとトリーはバンドの今後について悩む。ライオン一族がエンパイア社存続の危機に直面していくにつれ、緊張はどんどん高まっていく。