アレックス・モーフ

リベラル派の下院議員が自宅で射殺された。のちに同じ日に同じ手口で黒人青年が殺されていたことが判明するが、被害者の接点が見つからない。ティファニーは、FBI捜査官としてのキャリアと黒人女性としての責任感の狭間で葛藤する。

死体に噛み痕をつける連続殺人犯と同じ手口の犯行が再び繰り返される。ところが犯人として逮捕された男は既に死亡していた。

FBIがロイ･ウォルトン事件の核心に迫る中、ボイトとハルステッドは打開策を練る。市バスの運転手が乗客に撃たれ、チームは誘拐の可能性を調査する。

ダルトン大統領を乗せたエアフォース･ワンが太平洋上空で行方不明に。副大統領、下院議長、上院議長代行がそれぞれ執務不能のため、国務長官のエリザベスが大統領代行を務めることになる。国防大学で働き始めたヘンリーはロシア人学生をスパイに勧誘するよう命じられ戸惑う。スティーヴィとハリソンがホテルにいたことがバレる。環太平洋経済フォーラムに伴うイベントで、エリザベスは各国代表団の前で替え歌を披露するはめに。

オストロフ大統領の死を受けて新たな対ロシア政策が必要となったダルトン政権。強硬姿勢に転じてウクライナ紛争に介入すべきと言うクレイグと戦争を回避したいエリザベスはまたしても衝突し、彼女が大統領側近の地位を追われるのではとマイクBは懸念する。エリザベスはロシアとの関係改善を図るべく、ゴレフを新大統領に据えるためのプランを練るが…。ヘンリーはロシア政府の動向を探るため、ディミトリを大使館に送り込む。

ジュネーヴ和平会談の直後、予想だにしなかった事件が勃発して停戦合意が覆されかねない事態に。エリザベスはロシアとウクライナの板挟みになりながら戦闘再開を防ぐべく奮闘する。そんな中、国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士たちの命に関わる事故が発生。NASA長官のグレンが国務省の協力を求めてナディーンを訪ねる。ディミトリの姉タリアがロシアに捕らわれるのを懸念したヘンリーは彼女を保護すべく会いに行く。