アレハンドロ・エルナンデス

ベネズエラで大地震が起き、大統領と権限継承者たちが全員死亡してしまう。大統領の息子スアレス･ジュニアは権限掌握を一方的に宣言し、自らの大統領就任を公に認めさせるため、NGOの医療チームを拉致して米国を脅迫するという暴挙に及ぶ。エリザベスの弟ウィルは妻子と共に暮らすことを決意し、軍病院に就職すべくDCを訪れる。カラカスに牧場を所有するマーシュ前国務長官夫人の訪問を受けてナディーンは動揺する。

マックスの院内改革に激高した院長のフルトン。だが3か月で病院を再建するというマックスの熱意に続投を認める。精神科のイギーは、裸で墓を掘り起こしていたレイという男性を診察。腕に注射痕があり、皮膚の感覚を失っていた。救急科のブルームは刑務所から搬送された妊娠32週のジャネールを担当。緊急出産が必要だがジャネールは頑なに拒否する。マックスは遺産の寄付先を決めに病院を訪れた、院長の亡き友人の妻を案内する。

近隣の病院が人手不足のため、マックスはニュー･アムステルダムで患者を引き受けると申し出るが、すぐに混乱状態に陥る。イギーはガーデンへの資金提供が認められたという知らせを受けた後、良心の呵責を感じる。そして熱心なレジデントがブルーム医師の秘密を知る。

本シリーズはフィナーレを迎え、それぞれの物語は、意外ではある落ち着くべき所に落ち着く。

レイノルズは恋愛のチャンスと父親と貴重な時間を過ごすチャンスとの間で板挟みになる。ブルームは自分の行動がもたらす結果を認識し、妹に対して意外な行動を取る。マックスは患者を亡くして苦しんでいるICUのインターンを助ける。ワイルダー医師は、自分のコミュニティを取るか仕事を取るかの選択を迫られる。

ニュー･アムステルダム病院がいまだパンデミックの余波に揺れる中、イースト川に飛行機が墜落。調査官が運航乗務員の事情聴取にやって来る。タイムリミットが近づく中、イギーは機長が真実を見い出す手助けをする。一方マックスは、コロナに感染したある仲間のため、不足している医療品を入手しようとする。