アンドリュー・ポーク

第2のマシン、サマリタンが、インターネット上で稼働し始め、POIチームを最初のターゲットにする。サマリタンとデシマの捜査から逃れ、これまでの活動を続けるために、チームのメンバーたちは、ルートが作り上げた新しい人物になりすます。だが同時に彼らは、マシンのはじき出すナンバーがサマリタンにすべて察知されるという危険性を知り、がく然とする。

対キューバ禁輸措置の解除という歴史的な決断をダルトン大統領の功績として残すため、エリザベスとラッセルは上院議員たちの協力を得ようと奔走する。順調に根回しが済んだと思われた矢先、寝返りを公言する議員が現れて状況は一転。70年代に殺人罪で有罪を宣告されキューバに逃亡した黒人女性の存在が事態を複雑にさせる。あるトラブルがきっかけで険悪になっていたアリソンとヘンリーは、キューバで二人きりの時間を過ごす。

郡刑務所に収監されている男が、ブレンダに取引を持ちかける。ある条件をのめば、巨大麻薬テロ組織と密接につながる“雇われ殺人”の情報を流すというのだ。だが、ブレンダがその情報を受け取るためには、レイダーの協力がどうしても必要だった。一方、ブレンダの弁護士ギャビン･ベイカーは重大犯罪課のメンバーの中に密告者がいることを確信し、調査を始める。

マックスとシャープが目覚めると、二人は新たな、より親密な間柄に。イギーは、病院で起きたある爆発事件を解決すべく、かつての知り合いに助言を求める。ブルームは救急科に新しいレジデントたちを迎え微妙な職場関係をスタート。レイノルズはバプティスト医師と彼の妻リン･マルヴォ医師との間に挟まれ、気まずい立場に立たされる。

ケイリーの公判前手続担当官、ジョイ･グルービックが彼の同僚を問い質して、その後の決断次第でケイリーが自由の身になれるかが決まる。アリシアとディーンの訴訟のケースがキリスト教仲裁所に移され、二人は不慣れな分野に踏み込むことになる。

レストランを経営するバネッサ。コロナウイルスの感染拡大と共に経営が困難になっていく。音楽家の夫は職を失い、大学生の息子も寮の閉鎖をきっかけに大学を中退。追い打ちをかけるようにバネッサの母親がコロナを発症し、面会できないまま病院で亡くなってしまう。店の立ち退きまで迫られたバネッサは追い詰められ不動産仲介業者を人質にとり、店に立てこもる。店の常連で偶然通りかかったオリビアが説得を試みる。