ロンドン首都警察の主任警部、ジョン・ルーサーは、連続女児誘拐殺人事件の犯人ヘンリー・マドセンを廃工場へ追い詰め、争う中、マドセンが足を滑らせ、数メートル下へ落下してしまう。マドセンは昏睡状態に陥り、その責任を問われたルーサーは休職。7ヵ月後、職場復帰の許可が下りる。
ある夜、偽の通報で駆けつけた警官2名が射殺される。ルーサーは、犯人は元海兵隊のオーウェンだと確信。翌日、再び警官が撃たれ、駆けつけた警官隊をビルの上から次々に狙うオーウェンは、その後、インターネットで、服役中の父親を釈放しなければ警官を殺し続けると声明を発表する。
一人で帰宅する女性ばかりが狙われる連続殺人事件が発生する。野外で発見された被害者の周りには、共通して囲むように所持品が並べられていた。事件は短い間隔で発生するようになり、ルーサー達の捜査は時間との闘いだった。やがて、タクシーの運転手が容疑者として浮上する。