いよいよ外科部長の後任者が発表される日がやって来た。バークとクリスティーナの結婚式を数時間後に控えて、病院には様々な患者が搬送されて来る。
インターンたちにとって年に一度の大事な試験当日。午前中は病院勤務からも免除され、試験に集中すべき時に、登山中に負傷した3人の遭難者が搬送されてくる。重度の凍傷や外傷を負った患者たちに興味津々のクリスティーナたちは気もそぞろに。
メイナード・グローヴ精神医療施設に入院しているダリアを訪れたモーガン。1年前に医学生だった彼女は連続殺人犯の元から、ただ1人逃げ延びた女性だった。彼女が裁判で証言できるかどうかを判断する査定に来たモーガンは、強いショックで失った彼女の記憶をひとつずつ呼び覚ましていく…。1年前、ニューヨーク州ハミルトンで、3人の遺体が発見され、3人目の被害者は牧草地でカカシのように張り付けてあった。BAUは犯人には強迫性障害の共犯者がいると推理していた。そんな時4人目の被害者ダリアが生きて発見された。
森で人工知能研究のパイオニアの遺体が発見され、プログラマーの1人が容疑者として浮かび上がった。またブレナンは自分の誕生日にサプライズパーティーを計画していた。捜査では人工知能を巡り反ロボット団体など次々と容疑者が現れる。そして遺体が遺棄された状況が少しずつ明るみになるにつれ容疑者が絞り込まれていく。
パーティーが開かれていた美術館で、館長のブライアン・ヘイズの遺体が発見された。ヘイズは展示されていたオブジェに串刺しされ、傍に置かれていた5000万ドル相当のダイヤ付き作品も盗まれていた。現場を捜査していたベケットたちは「犯人はパーティーの出席者」と推理を始めるが、そこへセリーナ・ケイと名乗る美人保険調査員が現れ、彼らを真っ向から否定。自らの推理を語り始めた彼女は、捜査協力を申し出る。セリーナに興味津々のキャッスルに苛立つベケット。そんなある日、セリーナの隠された素顔が明らかになる。