ヴァーニャ・アッシャー

有力紙が“大統領の不倫”と“愛人の正体”をスクープしたことにより“秘密”が暴かれたオリヴィアは、瞬く間にスキャンダルの渦に巻き込まれていく。メディアに糾弾されるばかりか、官邸側はオリヴィアをつぶしにかかると察した父ローワンは、彼女を飛行場へ連れていき国外へ脱出するよう命じる。しかし、機内で密かにサイラスと連絡を取ったオリヴィアは、事務所に戻ることを決意。

大統領の愛人に仕立て上げられた官邸職員のジニーン・ロックは、オリヴィアに助けを求める。会見を開いたオリヴィアは、大統領とジニーンの間に性的関係はないと語る。ところがその直後、父ローワンから脅され…。

早朝に緊急に事務所に呼び出されたオリヴィアたちとサイラスは、サイラスの婚約者マイケルがバーで酔っ払い、金髪の男と激しく抱き合う写真がメディアに流出したことを知らされる。この一大スキャンダルを前に、オリヴィアはサイラスたちの結婚式を官邸で挙げることを提案。しかし翌日、元副大統領のサリーが自らのテレビ番組で“サイラスの結婚は偽造”だと糾弾し始める。

第2期グラント政権の銃規制法は無事に議会を通過した。だが、すぐに銃擁護団体から違憲裁判を起こされ、陰謀を企む共和党全国委員長が裁判の鍵を握る判事を手中に収めたことから、グラント政権は追い込まれていく。そのころ、オリヴィアは友人から、家出をしたという義理の娘ケイトリンの捜索を頼まれる。しかし、ケイトリンの居場所を突き止めた矢先、彼女が射殺されたことを知り…。

オリヴィアが仕掛けたB613への破壊行為により、大統領を狙う爆弾テロ計画が進行していることを明かしたジェイクは、主犯のマヤと爆弾の行方を追うため組織の復活を求めるが、サイラスはローワンを呼び出す。

サリーとレオは、ついに大統領選出馬を表明。激昂する大統領グラントは、副大統領候補を州知事時代の腹心と勝手に決定してしまう。そんなある日、“B613”の司令官にジェイクが就任したと聞いたオリヴィアは…。