ウィリアム・モース

ウォルターは「仕事の打ち合わせ」と称して、ペイジと二人でディナーのため、バレンタインデーに町で人気のレストランを予約する。トビーはウォルターをからかうが、ウォルターは頑として「仕事」と言い張る。スコーピオンは、強奪されたロケット兵器の捜査のため、豪華客船に乗り込むことになる。兵器強奪の黒幕は、武器の密売人のクリストフという男だったが、その男の写真や正体は公になっていないのだった。シルヴェスターは若くして大富豪になったチャズ･ボーンスティールという男になりすまし、ペイジはその妻、ガロはトレーナー、ウォルターは従者という役割を演じることになる。船嫌いのシルヴェスターは難色を示すが、船の出航前に仕事を終えられるというウォルターの言葉に、渋々承諾する。

過去、ウォリックを殺害し終身刑となった元副保安官のマッキーンは、逮捕後も刑務所内から手下を動かし裏社会を牛耳っていた。しかし殺人事件の捜査中のエクリーに息子を射殺され、その恨みからラッセルの孫娘の誘拐を企て、さらには手下にエクリーを銃撃させる。ラッセルの自宅でケイティを誘拐したのは警官だという証拠をみつけたサラ。その頃、仕事に嫌気がさしたニックは街で泥酔し留置場に入れられてしまう…。