#19 美しき友情
新人たちは6ヵ月目の試験を来週に控えている。ところがここにきて急に実地訓練の規則が変更になり、訓練課程の課題をすべてこなした後でないと試験を受けられないことになってしまう。幸いノーランはすべてこなしていたが、ジャクソンはあと3つ、ルーシーはあと7つも残っており、それを2日間でこなす羽目になる。 タリアは犯罪歴のある里子きょうだいのディランのことを隠してアカデミーに入学したことを問題視され、本部長と内務調査部から審査を受けることになる。 ジャクソンは父親への不信感から、今までの真面目一辺倒な勤務態度をやめ、悪徳警官まがいの強引なやり方をし始める。ロペスは苦言を呈するが、ジャクソンはさらに暴走してしまう。 ルーシーは懸命に課題をこなそうとするがなかなか思うようにいかず弱気になる。ティムは「絶対にあきらめるな」と懸命にルーシーを励ます。カージャック事件が発生しルーシーとジャクソンが駆け付ける。すると被害者はなんとノーランの親友ベンだった。ノーランは捜査担当のウルフ刑事に頼み込み捜査に加えてもらう。オトリの車を使って見事犯人を捕まえたものの、より大物を仕留めるため、情報と引き換えに犯人を釈放せざるを得なくなる。だが大物の逮捕は無事に成功する。タリアが審査を終えた後にノーランが乗り込み、グレイの制止を振り切って本部長と内務調査室のルイス刑事に向けてタリアを擁護するスピーチをする。ルイス刑事はその後タリアに「内務調査室のスパイとして働くなら処分は無しにする」と告げる。事件のトラウマを抱えるベンに、ノーランはかつて自分も銀行強盗に遭遇した後にトラウマに苦しんだことを明かし、親身にアドバイスする。