駐フィリピン大使の令嬢二人のうち一人が溺死体で発見され、一人が誘拐される。検死官のマックス・バーグマン (マシ・オカ) の優れた考察によって、ファイブ・オーは麻薬、売春、そして危険な政治的背景など、もつれた糸をほどいてゆく。
ハキームはスタジオにこもり曲づくりに没頭していた。食事も睡眠も取らないことを心配したアンドレが諭すが聞く耳を持たない。ルシウスはビッグネームのカリート獲得のため、ギャンブル依存症のマネージャーをワナにはめるべく、ポーカーで同席できるようサースティに手配させる。新人アーティストをオーディションで発掘していたクッキーだが、パウンドケーキの娘マヤが家出をしていることを育ての親から聞かされ彼女を訪ねる。
フランクリンの激しい暴力を目の当たりにし、姉を守るために警察に通報したクッキーだったが2週間たってもキャンディスの怒りは収まらず途方に暮れていた。自宅に招き家族と食卓を囲んだことで和解したと思っていたルシウスたちだったが、キングスリーはルシウスの全作品を市場から回収する決定を下す。ハキームとブレイクの対立でファンが暴走。ティアナが殺害予告を受け、事態を収拾するためにハキームはブレイクの元を訪ねる。
待合室に銃を持ち込んだ男がハウスと13番、並びに数名の患者をカディのオフィスで拉致する。長い間不明の山に病にされていた男は、人質の命と引き替えに病院で最高の医者からの診断を要求する。病に侵された患者たちを実験台にして、ハウスは男が受け取っている薬が有効であることを証明しようとするが、このままでは人質が死にかねない可能性に焦る。
アンドレの自殺を寸前でくい止めたクッキーは新しい心臓が必要な病状や苦渋の決断だったことを知っても、手伝おうとしたルシウスへの怒りは収まらず病室から追いやる。駆けつけたキングスリーはハキームに邪魔者扱いされるがルシウスには歓迎され、気持ちが落ち着くように病院の外に連れ出す。そして自分の父親のアンドレへの思いの強さを知る。エンパイアではジゼルとベッキーが起死回生の作戦を思いつき実行に移していた。