ミーナの友人アダクの乳がん手術のため、世界でもトップクラスの外科医がナイジェリアから招集される。実はその人物とミーナには特別なつながりがあった。一方、VNSによるてんかん治療を受けたヘンリーに、突然意識を失う症状が現れる。コンラッドらは観察目的の入院を勧めるが、その直後、ヘンリーの心臓が停止する。
相次ぐクオヴァディス製品の欠陥に、ついにベルは同社との業務提携を打ち切る決断をする。そんな折、軍からの受注を目論むクオヴァディスのゴードンは、PTSD患者に対するVNSの埋め込み手術を行うと宣言。手術がライブ配信されると聞いたコンラッドたちは、手術を止めるべく奔走する。
てんかんを患うヘンリーが欠神発作でチャスティンに運ばれる。投薬治療が芳しくない中、ベルやクオヴァディス社の関係者は最新の神経刺激装置VNSの使用を勧めるが、コンラッドは反対する。一方、心筋症のウォレスに移植用の心臓が見つかるが、最愛の妻を亡くした悲しみから立ち直れないウォレスは手術に消極的だった。
ベルはクオヴァディス製品の導入に向けてゴードンと取引を開始する。キットとオースティンは、オペ室の医療機器がクオヴァディスの製品に替えられたことに憤慨する。コンラッドが研修医時代に担当したヘンリーとジャスパー兄弟が来院。弟のジャスパーは白血病を患い、現在は寛解状態にあったが微熱と咳が続いていた。
オースティンの執刀で人工弁置換術を受けたブラッドリーが心不全で倒れてしまう。調査の結果、クオヴァディス製の人工弁が破損していたことが判明する。製品の欠陥を指摘されたゴードンは、破損は手術中の不適切な取り扱いによって生じたと主張、オースティンが販売員ブースの指示を無視したために起きた人為的ミスだと訴える。