キング、クイーン、ジャックの仮面をつけた“絵札強盗”が7ヵ月で7店を襲撃し、毎回1人を殺している。7店目のコロニアルリバティ銀行の強盗現場にjjの婚約者で刑事のウィルが駆けつけ、撃ち合いの末に負傷した犯人たちは銀行に立てこもった。海外にいる交渉班に代わりホッチのチームが招集されたのだが、犯人グループは交渉する気が全くない。救命士を装った捜査官による救出作戦も失敗に終わったBAUは、人質たちを無事に救出できるのか。
爆破された銀行から犯人たちとウィルの姿が消えていた。爆破で開けた穴から地下通路を通り、彼らはウィルを人質に政府の公用車で逃走したのだ。事件を聞いたインターポールのイースターは、2004年にロンドン警視庁から車を盗んだ“レディX”と呼ばれる女の殺し屋が、今回のプロファイルに合致するとエミリーに告げる。今までの強盗は爆弾のための資金作りで、身元を隠せる自信があるから顔も見せたのだとわかる。彼らの黒幕は一体誰なのか。そのころ、犯人たちの車に意外な人物が合流してきた。
ハワイのペトログリフを見ようと、山登りを決行したマクギャレットとダニーは、人気のない山中で男性の死体を発見する。同じ頃チンのおばが臨終を迎え、それがきっかけとなってチンは過去の汚職疑惑の真実をコノに明かす。
サイバー犯罪課の指名手配リストのトップ、パイソンが牙をむく。彼はエイヴリーの友人でインターポールの捜査官のルパートを殺害する。間もなく、ルパートの相棒のミゲルが現地に駆け付ける。ミゲルによれば、ルパートはニューヨークで誰かと会う予定だった。その人物はパイソンに関する重要な秘密を握っていたようだった。ルパートの行動予定が漏れていた可能性から、インターポールの情報システムがハッキングされた疑いが出る。
ノラとサラはエヴァンの誕生日を祝うためにワシントンD.C.に向かうが、本当の目的はキティが東海岸の滞在を伸ばしている理由を探るためだ。ケヴィンとスコッティは、正式にオリヴィアの両親になる書類にサインして感激している。だが、オリヴィアが引っ越して新しい生活を始めることに少し不安を感じている様子を見て、すぐに興奮が冷めてしまう。