海軍中佐の遺体が、2人の麻薬売人の遺体と共に海岸に打ち上げられる。ギブスは中佐が麻薬に手を染めていたという臆測を認めようとしない。
オーシャニック航空815便が乱気流に巻き込まれ、無人島に墜落した。生存者のひとりである医師のジャックは、トランシーバーを見つけ、救援を求めようとする。そして落ち着きを取り戻した頃、ジャングルから謎のうめき声が聞こえ、生存者たちは不安な日々を過ごすことになる。
元共和国軍通信士官だったサイードは、破損したトランシーバーを修理し、無線をとらえられるポイントを探しに山頂に登る。そこで彼らは謎のフランス語のSOS信号を受信する。16年間も送信続けられているこの信号により、彼ら以外の遭難者の影が浮き上がってきた。
機体に残された遺体をめぐって、国籍も宗教も異なる彼らは戸惑いながら苦渋の決断で処理を進めていく。
ジャックの前に人影がちらつき始め、現実と幻影の間で困惑する。再び目の前に現れた影を追い、ジャックはジャングルの中に入っていく。