エミー・クラーク

ある平凡な母子家庭に、立て続けに2度も泥棒が押し入った。2度目に入った泥棒を自己防衛のため殺してしまったナタリー･ティーガーは、理由もなく狙われる恐怖から、警部の紹介を得てモンクに助けを求める。そんな中、モンクは突然去っていってしまったシャローナの代わりのアシスタントを探すが…。

サンフランシスコ市警が4年間の雇用凍結を発表し、復職の望みを失ったモンクは抜け殻状態になってしまう。ナタリーは、落胆したモンクを連れて裕福な実家に遊びに出かける。そこで、彼らの隣人で大富豪のポールの両親が、一年ほど前にほぼ同時刻に亡くなったという話を聞く。ナタリーは高校時代にポールからストーカーの被害を受けていて…。

モンクは犯罪現場で、次々に謎を解明していく私立探偵マーティ･イールズに出会う。ついにモンクにもライバルが登場したのか、それともイールズはいかさま探偵なのだろうか? 腑に落ちないモンクは、ナタリーと共に調べを始める。尊い命を巻き込んだ事件を解決するのは、自称「名探偵」のマーティか、それとも「過去の人」モンクか?

モンクがチェスの世界チャンピオンと対決。一手、二手、常に先を読む相手に勝てるのか?

女性判事が行方不明になる。市長の友人ということもあり、幹部を総動員するほどの大事件に。一方で、ピザの配達の若者の他殺死体の第一発見者となったナタリー。警察がこの事件を軽んじていると感じた彼女は、自ら捜査に乗り出す。しかし、頼みの綱だったモンクは風邪ですっかりダウンしており頼りにならない。一人で聞き込み捜査を始めたナタリーは…。

モンクは、その頃に妻が亡くなったこともありクリスマスシーズンが大嫌い。それから10年という月日が過ぎた今も不機嫌だ。ある日、渋滞に巻き込まれているモンクに突然、空からオモチャが降ってくる。