母親の斬首事件に続いてジュリエットが死に、ニックはかつてない混乱の中にあった。多くを失って今後どう生きるべきか決断を迫られる中、かつての敵アダリンドとの間に子供が生まれる。真相を追究した彼は、その結果FBI捜査官チャベスに行き着き、仲間たちと反目する。
1983年、街の壁にグラフィティアートを描いていた少年がスプレー式塗料を吹きつけられて窒息死する。事件の再捜査に奔走するリリー、ヴァレンズ、ミラーだったが、プライベートではそれぞれが厄介な問題を抱えていた。ヴァレンズは母親が被害に遭った強盗事件の詳細を知って、がく然とし、ミラーは元夫から娘の共同親権の件で頭を悩ませる。そして、リリーは宿敵モー・キッチナーから告訴状を突きつけられていた。
ニックを探していてステュワードに襲撃されたレナード警部は、緊急手術を受ける。またニックたちは警察に対して、トラブルがステュワードを殺したのは正当防衛だったと説明する。その頃、サイトレ社で防衛機密のCVAプロジェクトに関わるヘンリー・スロコム博士の家に同業のアンダーソンが訪ねて来るのだが…。
恐ろしい出来事を目の当たりにし愕然とするニック。王家の仕業だと知ったニックは自分で敵を討とうと決心する。王家のケネスは貸し邸宅にいる王の元にダイアナを連れて行く。一方切り裂きジャック事件の捜査は続いており、レナードは…。
手術の甲斐もなく心肺停止状態となったレナードのもとに現れたのは、レナードの母でヘクセンビーストのエリザベスだった。一方で、スロコム博士を殺したアンダーソンが記憶を奪うヴェッセンだと踏んだニックたちは、証拠を掴むべくアンダーソンを探ることに。彼に近づきすぎないようニックに言われていたトラブルだったが…。