大使であるプレンティスの母親が、一組の母娘を伴ってBAUを突然訪れ、緊急を要する誘拐事件の捜査をホッチに迫る。ウクライナ大使館職員だったチェルナス家の主が誘拐され、10万ドルの身代金を要求されているという。
キャロルは新しい心臓が手に入り、人生の再出発のチャンスを得る。イーサンとディーンは、前に担当した患者に会い、トラブルに巻き込まれる。ウィルは、盗まれた被験薬の責任を取らなくてはならない。
シモーヌに変装したキャリーは、アンソンと共にアメリカ大使館を目指すが、エフゲニーが差し向けた警察によって行く手を阻まれる。キャリーは時間を稼ぐため、徒歩で逃げようとするが…。一方、シモーヌはベネットに連れられてソールがいるホテルへ向かう。合流した一行は出国を急ぐが、空港の手前で止められてしまう。
ソールやキャリーたちは秘密工作のために外交任務と称してモスクワへ飛ぶ。それを聞きつけたペイリー議員は、彼らの目的を探ろうとある人物の元へ向かう。一方、モスクワではソールたちがロシア側との協議に臨んでいた。GRUや対外情報庁のメンバーが顔をそろえる中、ソールはグロモフも同席させろと要求する。
ダンテの家にソールたちが突入した翌日、キャリーはおびえた様子のフラニーを学校に送り届けた後、自らダンテを尋問したいとソールに掛け合う。一方、キーンの元にはペイリーが上院司法委員会のメンバーを引き連れて来ていた。シモーヌの証言取りやめと引き換えに彼女の辞任を要求する彼らにキーンは言葉を失う。