オータム・リーサー

「カリブの宝石」と名高いベリーズのサンペドロ島を新婚旅行で訪れたジョンとスージーが、突然姿を消す。その後ジョンの遺体が見つかり、分析したクララは古代マヤ文明の風習による儀式が彼に施されていたと指摘する。また、ジャックは遺体の処理の仕方から初犯ではないとにらみ、現場付近を捜査。さらに2体の白骨化した遺体を発見する。そしてそれは、いずれも新婚旅行中に失踪した夫たちのものだった……。

マリッサとライアンがハーバー高校を退学になる。ライアンはサンディからマリッサとは距離を置くように言われ、ジュリーはマリッサをケイトリンのいる寄宿学校に入れようとする。しかし本人たちよりも、残されたサマーとセスの方が落ち込んでいた。一方、ジュリーと寄りを戻したジミーは、次の土曜日に結婚式を挙げ、娘たちを連れてハワイに移住しようと考えていた。

ハーバー高校では最上級生の進路相談が行われている。とにかくニューポートを離れたいセスは東海岸のブラウン大学を目指すことに。冬が大嫌いなサマーは西海岸の大学を希望しており、離れ離れになることが不安でセスに怒りを向ける。自分の経歴を悲観して大学を諦めようとするマリッサを心配したライアンは、ジョニーと協力してユニオン高校の進路指導を受けるよう説得する。

公立のニューポート･ユニオン高校に転校し、誰も自分を知らない環境でやり直せると思っていたマリッサだったが、すでに生徒たちは例の事件を知っていた。しかし、ケイシーという女生徒と、彼女のボーイフレンドのジョニー、“ユニオン版セス”のようなデニスの3人は、嫌がらせを受けて落ち込むマリッサに親切にしてくれていた。ライアンはマリッサとの関係に不安を抱き…。

破産したニューポート･グループの買い手が決まった。サンディはキルスティンに未練はないか確認する。サーファーのパーティーに誘われ、ジョニーのトラウマを聞いたマリッサは、自分の境遇と重ねて彼に同情する。彼らの親密な様子を目撃してしまったケイシーは、ジョニーのサーフィンのライバルであるヴォルチェックにつけこまれ…。

ハーバー高校のPTAが、マリッサとライアンを退学させるよう嘆願書を提出する。サンディとジュリーは学長を訪ねて弁明するが、新任の懲罰委員長であるヘスにはねつけられる。何も知らないライアンたちはダイナーで朝食をとり、学校に向かう。マリッサがキックオフ･カーニバルの委員会に出席すると、テイラーがミーティングを仕切っていた。