潜入捜査中のジャックは、ウラジミールのアジトへ到着する。そして、ウラジミールとの交渉で身を危険にさらしているルネを連れ戻そうと密かに説得するが、ルネは首を縦に振らない。一方CTUでは、野放しになっている核物質の追跡中にもかかわらず、度々席を外すデイナの行動に、同僚のアーロが不審を抱く。
ウラジミールは、ルネの「私は病んでる。取引しないなら、早く殺して」という心からの声を信用し、ルネは潜入に成功する。アジトに戻ったウラジミールは、ルネから核物質の取引話を聞き、条件を提示する。一方、ジャックはCTUチームと合流し、会合場所へと向かう。CTUのデイナは、ケビンに対してある計画を思いつく。
弟ファラドや反対派たちが政府転覆と核兵器開発の再開を目論んでいる事を知ったハッサン大統領は、野党支持者の一斉検挙を開始する。テイラー大統領は人権を無視した彼のやり方を改めるよう忠告するが、ハッサン大統領は反逆者らを処刑するつもりであった。一方ジヤの信用を得たルネは、いよいよウラジミールの隠れ家に案内されるが、彼女とウラジミールの消せない過去を知ったジャックは不安を募らせる。
銀行強盗を阻止するために殺した犯人の意識が、FBI捜査官に憑依する。
ハイチの難民キャンプで起きた殺人事件を調査していたモルダーたちは、死者を蘇らせる能力を持っている復讐心に燃えたブードゥー教の司祭と出会う。