カリム・フォスター

アリソンの遺体が家族のもとに戻ってきた今、ディローレンティス家はアリソンをきちんと埋葬する準備に入る。そして4人は再び友人に別れを告げる機会を得るのだった。だが、アリソンの失踪以来続いてきたことを考えると、少女たちは追悼式に行くべきかどうかを悩む。アリア、ハンナ、エミリーは再び別れを告げる覚悟はできているが、3人は同様にジェイソンのことを支えたいと思っている。一方スペンサーは、もう葬儀にも何も関わりたくないと思っている。どうしてそんなにいい友達でもなかったアリソンに別れを言い続けなくてはいけないのか。その間、エミリーはネイトの死について気持ちの整理をしたくてサリバン先生のもとを訪れるが、期待以上の成果を得ることになる。

心の問題に関して、人はそれぞれ異なる反応を示す。今でも別れに押しつぶされそうなスペンサーは、心を沈み込ませたまま、自分の怒りと傷ついた気持ちをモナにぶつける始末。一方、ケイレブは父親と話しをしても、心を閉ざし痛みを隠してしまう。ハンナがケイレブの父親との関係を修復する計画を考え出すが、それは果たしてケイレブの古傷を癒やす手助けとなるのか、あるいはもっと苦しめる結果になってしまうのか。そしてアリアは、エズラを今も忘れられず、エズラの弟ウェズリーと過ごすことが多くなる。その間、エミリーとジェイソンは力を合わせ、ケープメイへのアリソンの旅行中に何が起こったのかを探り出そうとする。

アリア、エミリー、ハンナは、姿を消したスペンサーの居所を探り出そうとする。彼女たちには最近スペンサーが彼女らしくないことはわかっていたが、失踪するほどまでに思いつめていたのだろうか。もしくは“A”が彼女に何かしたのか。スペンサーの家族も行き先はわからないと言う。彼女たちは、最悪の結末にならないことを願いながら、その答えを求めて必死に捜索する。だが、姿を現したスペンサーは、まるで見つけてほしくなかったかのような態度だった。その間、エミリーはオリンピック金メダリストのメリッサ･フランクリン (ゲスト出演：本人) に出会い、人生最大の驚きを経験する。