ジャックをひとりで育てていくことに不安なホッチ。ストラウスは退職を示唆する。そんな中、BAUはテネシー州で起きた連続殺人事件の捜査にとりかかる。事件には、黒髪のエリートキャリアウーマンが週末に自宅で殺されるという共通点があった。
救世主に殺されそうになったキャロルはモーガンに救われる。モーガンは師の教えに従い、悪人であっても殺さないことをモットーとしてきたが、銃で撃ち殺したことで葛藤が生まれていた。そんな2人の前に馬に乗った男たちが現れ、彼らのコミュニティーに連れていく。そこは“王国”と呼ばれ、最高責任者としてエゼキエル王が統治していた。みなが安全に暮らし、楽園に思えた王国だが、実は指導者たちしか知らない秘密があった。
アレクサンドリアに来たドワイトは救世主を抹殺するために協力すると言うが、デニースを殺されたタラは彼を信じられず、ダリルの怒りも激しかった。だが最初に出会った時のドワイトを知っているダリルは、守るべきものがなくなったと協力の理由を説明する彼を殺すことをためらい、彼の作戦に賭けることにする。そしてニーガン一行が明日アレクサンドリアに来ると知らされ、ゴミ山の住人たちも町に集結し、救世主を待ち受ける。
生きるために、仲間のために闘うことを決めたリック。ダリル、マギー、サシャとも再会を果たし、皆と共に決意を新たにする。そしてヒルトップのボス、グレゴリーに共に闘うことを要請するが、グレゴリーは救世主を倒すと言いながら失敗し、さらに危険を増やしたリックに、取引も友好関係も終了だと町から出ていくよう告げる。アレクサンドリアに戻ろうとする一行にジーザスは、エゼキエル王を紹介すると言い、王国に連れていく。
救世主との取引現場で、粋がる男とたびたび対立する王国のリチャードは、エゼキエルが救世主の言いなりになることに納得がいかず攻撃を仕掛ける機会を狙っていた。そこで同じく襲撃を望み、王国にかくまわれているダリルに協力を持ちかける。町から姿を消したゲイブリエルの痕跡を追っていたリックたちは、ゴミの山に住みジェイディスをリーダーとする集団に囚われていた。リックは彼らに救世主との戦いに協力するよう要請する。