キアラン・マクメナミン

北海を潜航中の潜水艦が謎の生物によってシステムを妨害された。マットとコナーとアビーは潜水艦に乗り込むが、亀裂に吸い込まれ、プリオサウルスが生息する先史時代の海へタイムスリップしてしまう。チームは帰還するべく奮闘するが、現代では提督が亀裂への核攻撃を計画していた。だが、それでは地球のタイムラインが変わってしまうため、レスターは提督の説得を試みる。

町なかの地中に昆虫型の侵略生物が出現した。未来からきた生物であることが判明したが、マットは詳しく生態を知っていた。アビーはそんなマットに対してますます疑惑を募らせ、本人に疑問をぶつける。マットは隠すことなく、自分は壊滅寸前の未来の地球を救うためにやってきた未来人だと打ち明け、アビーに協力を申し出る。一方、フィリップもコナーを利用し、「新しい夜明け」計画を進めていた。

美術館にラプトルが現れた。チームは現場に急行するが、誤って1860年代のロンドンへ送り返してしまう。マットは規則違反を承知で亀裂を通り、ラプトルを追う。当時のロンドンでは殺人鬼「バネ足ジャック」が世間を震撼させていたが、それはまさにラプトルのことであった。また、そこではエミリーが生活していたが、彼女は夫に異常者扱いされ、ジャックだと疑われてしまう。

水辺の小さな町で、キャンプ中の若者が忽然と姿を消した。若者は、密かに語り継がれている伝説の怪物を探しに来ていた。そんな中、コナーとアビーが亀裂の調査に訪れる。コナーは亀裂を追って洞窟へ。そこでは町の男が怪物の子供を閉じ込めていた。彼は母親と結託して軽油の偽装を行っていたのだが、その発覚を恐れ、子供を使って若者を亡き者にしたのだ。そして、その偽装工作が原因で、亀裂に異常が生じていた。

町なかにティラノサウルスが出現し、大パニックになる。そして同時に、世界中で亀裂が開く“収束”現象が起こり始める。人類が手を下すべきではない自然現象だが、フィリップはそれを予測し、妨害しようと「新しい夜明け」計画を推し進めてきた。そして計画はいよいよ最終段階に突入。完全に実行されてしまえば、世界は終焉を迎えることになる。チームは実行を阻止すべく、フィリップに立ち向かう。

街中の学校に怪物が侵入した。ARCチームは現場に入るが、いたずらの発覚を恐れた男子生徒2人が監視システムを妨害し、捜査は混乱する。怪物はいつの間にか増え、女子生徒が犠牲になった。そしてベッカーも襲われ、命の危険にさらされる。チームはピンチを迎えるが、ジェスとコナーの活躍により危機を脱する。一方、エミリーが一緒に過去から来たイーサンにさらわれ、マットが捜索に乗り出す。