クリスチャン・オチョア

金庫製造工場が謎めいた犯罪グループに襲われる。この工場ではTD9000という最先端のセキュリティー･システムを製造している。犯人グループは現場に金属製の発火装置を残し、DNAや指紋を焼却するため、一切の痕跡を残さない。スコーピオンたちが事件解決に挑む。事件現場でガロに紹介されたのは美人でやり手の女性捜査官シモーヌ。彼女いわく、犯人はスペイン出身のハヴィエル率いる「ゴースト」という犯行グループだ。彼らは最先端の金庫を1杯の水だけで開けたという。

マータフとコールは、新コンビの初日を迎えて張り切っていた。そこへFBIから要請があり、2人は中米系ギャングのマネーロンダリングを請け負っていたエディ･ロスの殺害事件を捜査することになる。FBIとロス市警は、中米系ギャングの元メンバーで、現場から逃走していた被害者を追い、その潜伏先へ向かう。一方コールは、元彼女のナタリーと娘のマヤに自分の仕事を説明する。

誰にも告げず秘かに出国することをジェイムズから命令されたマイケル。着いた先でソーニャから伝えられた仕事はマイケルの旧友、ロジャー･スティールの暗殺だった。一方、カルロスを捜す人物がいると聞いたフィーは、2人で彼の故郷を訪れる。その人物とはカルロスに10年来の恨みを抱く悪党、ナンドだ。ナンドの追放を試みるカルロスとフィーだったが…。