クロエ・グリーンフィールド

コーヒーを買いに出たバンフィールドは強盗に襲われるが、果敢に反撃してERに戻ってくる。そんな彼女のもとに、塀から落下した体操選手が運ばれてくる。彼女とゲイツはそれが事故ではないことを見抜き、家族から話を聞こうとするが…。

心不全を患った中年男性の心配事はただ一つ。彼が死んでしまえば頼るべき人も行くべき場所もない、アルツハイマー病に罹った最愛の父親のことだった。

戦争中はヒーローだったが今はホームレスの元軍人が、病院を飛び出し行方不明になる。彼を捜そうと躍起になるゲイツにいら立つサマンサ。一方ニーラは、自分が指導しているインターンが医療過誤訴訟に関わっていることを知り、激怒する。

中西部が大雪に見舞われ、緊急医療学会のためネブラスカにいるモリスとバンフィールドもホテルで足止めを食らう。一方ERにはティーンエイジャーたちが運び込まれるが、そこでアレックスとサラの姿を発見したサマンサはひどく動揺する。

テーマは父親。堅気には見えない、いかつい男はギャングメンバーである息子の身代わりになろうとする。ゲイツはアルコール中毒の父親の世話をする羽目に。雪の中から救助された一家の父親は、低体温症と闘う。

内装も電気系統もトイレのスロープも新しくなったところへ、白衣をまとった新しいくせ者が現れる。ERの再開日に着任したのは、嫌味なDr.ケビン･モレッティ。そしてコバッチュのER部長辞任が正式に発表される。