悲惨な航空機墜落事故が起こる。その墜落直前、911を通じてアビーは機内にいた男性から妊娠中の妻への伝言を受け取っていた。墜落現場は海上、沈没までのわずかな時間で一人でも多くの命を救おうと、救急隊は奔走する。救助活動を終え、ある親子が涙の再会を果たす様子を目にした時、ボビーに限界が訪れる。後日、連絡がつかない彼を案じたヘンとバックが自宅を訪ねると、生活感のないアパートで泥酔し眠る彼の姿があった…。
アシーナは突然の昇進話に戸惑っていた。チムニーは、結婚して妊娠中のタティアナと偶然出くわして動揺する。10ヶ月前の事故のことが忘れられず今も苦しんでいるのだった。バックは1人で息子を育てているエディに同情し、カーラを紹介する。マディは引っ越しを決め、新しい一歩を踏み出そうとしていた。
会計事務所での火災や、車が「生前葬」に突っ込むという緊急事態に、118分署の隊員たちは救助に駆けつける。アシーナが逮捕した容疑者が数分後、拘留中に死亡してしまい、彼女はショックを受ける。バックは終末期をみとる人に心を引かれる。マディとチムニーは国税庁の監査を受けてパニックになる。
ハリウッドでダムが決壊し、貯水池の水が流れ出す。街ではバスが水に流されてビルに衝突。ボビーとチームは乗客を助けるために現場へ急行する。マディは、地下のトンネルに閉じ込められたサイクリストを助けるために奮闘する。復帰を決めたアシーナだったが、ボビー、マイケル、メイはまだ早すぎると心配していた。アシーナはデスクワークに専念すると家族に約束して出かけるが、住宅街で避難誘導の指揮を執ることになる。
マイケルは子供たちを連れて母親の家へ。一方、旅行予定だったアシーナとボビーだったが、バックが市を訴えたため、ボビーは急きょ意見聴取の場に出席することになる。ボビーはバックの弁護士にアルコール依存症の過去を掘り起こされ、さらに、別の隊員たちのようにバックを現場復帰させないことを責め立てられるのだった。