クローデット・バーチェット

ルシウスとクッキーが再び愛を誓い再婚してから2年。エンパイアをエディに乗っ取られたままのライオン家は家財を売ってここうをしのいでいた。アンドレはアニカを殺害した罪で服役中、ジャマルはイギリスで新しい彼氏と穏やかに暮らしていた。ハキームが撃たれる前に作った曲がノミネートされ、受賞式には共同プロデューサーのクッキーとルシウスとエディが招待される。エディとジゼルは2人を警戒し警備を厳重にして備えていた。

自分との別れを受け入れようとしないルシウスに苛立つクッキー。ASAのコンサートの出演者にメロディが選ばれたことでティアナはこの数ヵ月間の自分の選択を疑問に思う。テリはアンドレを感情的に問い詰める。

結婚式で1人取り残されたハキームの代わりにルシウスとアニカが結婚する。もみ合いになったアニカとロンダは、どちらかが屋根から転落するまで争う。自分の音楽を残すため音楽配信事業に着手するルシウスを、FBI特別捜査チームのリーダーである異母弟タリクが追う。

クッキーは銀行から融資を断られたことから刑務所時代のことを思い出し、当時の苦悩といまの生活に思いを馳せる。ルシウスは自分のこれまでの行いについて教えてくれと懇願するが、家族は真実を話したがらない。警察はラスベガスの爆破事件についてアンドレの捜査を続け、アンドレはある一人の刑事に目を留める。

クッキーはついに母親と再会し、複雑な過去と向き合おうとする。ルシウスとエディはエンパイア社を賭けて20周年記念イベントのオープニングで争う。ジャマルのバンドは匿名で新曲をリリースし、ハキームは映画で自分の力を試す。

クッキーとルシウスはエディからエンパイア社を守るため、ライブ配信コンサートを開催してクラウドファンディングで資金を集めようとする。一方、ジャマルの匿名グループの人気はさらに高まり、ハキームはティアナを嫉妬させるためにコンサートに別の娘を連れてくる。アンドレは家族と仕事のどちらを取るかの決断を迫られる。