ケイト・ウォルシュ

病院内で数人が梅毒に感染したことが判明し、外科部長のウェーバーはスタッフを召集し検査を命じる。そのウェーバーは近頃、視力の衰えを感じ始めていた。イジーとクリスティーナは、治療法を巡って対立する患者の妻と娘の対応に苦心する。古い友人と再会したバークは、彼の稀有な症状に驚愕する。そして、やっとデレクと正式なデートにこぎつけたメレディスは、衝撃的な事実を突きつけられることに。

ゾラを寝かしつけながら、もしも自分の育った環境が違っていたら…と考えるメレディス。そして目を覚ましたメレディスは、シアトル･グレース病院の外科部長エリスとリチャードの娘になっていた。間もなく子供が誕生するデレクとアディソン夫妻、オーウェンと結婚し3人の子を持つカリー、おとなしく控えめなベイリーなど、それぞれに現実とは異なる人生を歩む医師たちは幸せそうだが…。

LAに移ったアディソンが、シアトル･グレース病院へと戻って来た。心臓が体外に飛び出してしまった新生児のオペを行うためだ。変わらない面々の様子に懐かしさを感じるも、自分の居場所はここではないと再認識するアディソン。

ベイリーはインターンを採用し、10代の若者に性の健康について知らせる一連のソーシャルメディア動画を制作する。動画はグレイ＋スローン記念病院で高校生たちの前で撮影されたが、ある女生徒が訪問中に合併症を起こしたことで、その動画の内容を痛感させられる。一方、メレディスとマギーはゾラについて新たな事実を知る。

妊娠していることを白状したマークの娘。更に検査で胎児に異常が見つかり、マークはLAからアディソンを呼びつける。

アーチャーのせいでオペを後回しにされていた妊婦の容態が急変し、アディソンはLAに戻る予定を延ばして手術にあたる。