コリン・ドネル

ルートはマシンの命令に従い、謎めいた過去を持つ管理人を捜す。一方フィンチ、リース、ショウの3人も、同じ人物の番号を受け取り捜査に乗り出していた。管理人は、ある部屋にアクセスする鍵を握っており、その部屋には、もう1つのマシン“サマリタン”のチップが置いてある。だが、捜査を進めるうちに、ルートの存在自体が管理人の命を脅かしていることが明らかになる。

プラットが、父親ロバートの家で夕食をともにし、父親に、新しい恋人ナタリーに気を付けるよう忠言する。夕食後、プラットは、車に乗ろうとした際に襲撃を受け、シカゴMEDへと運ばれる。ボイト、リンジー、ハルステッドは、病院に駆けつけ、調査を始める。心配して駆けつけたマウチも、聴取される。一方、アントニオは、残りの特捜メンバーを率いて現場を指揮し、プラットが脅迫されていなかったかを調べる。しかし、ロバートの家を訪れ、彼も無残に襲撃を受けたことを知り、アントニオの関心はそちらに移る。

51分署は、近くにある消防署からの妙な出動要請を受ける。そして、現場の普通ではない雰囲気からセブライドとクルースは、自分たちで真実をつきとめようと調査をする。はしご隊に新たに入ったステラ･キッドを歓迎する。だが彼女の加入は51分署内に波紋をなげかける。一方、ケイシーは市議選への出馬を決めるが、支援者の中には、己の利益のために彼を当選させようとしている者がいることに気づき始める。

発砲事件の連絡を受けたボイト、アントニオ、ハルステッドと特捜班のメンバーは、女性用の秘密の避難施設の存在を知り、オーナーが重傷を負い、住人の一人が拉致されたことを知る。銃撃犯が逃走中で、また、女性たちの身元も明かされず、特捜班の捜査は難航。一方、バージェスとローマンは、デート･アプリを使っての強盗事件のおとり捜査をする。リンジーは、ハルステッドに自分の過去について打ち明ける。

はしご隊とレスキュー隊は、シカゴ市全市を挙げて救助に当たる現場に出動する。古く、劣悪な環境の倉庫は、またたく間に炎に包まれ、何も知らない人々は、多くが犠牲になる。さらに現場の倉庫にシカゴ警察の警官の家族がいることが分かり、悲惨な状況は身近なものとなる。救出された被害者たちは皆、重傷を負っており、シカゴ医療センターの医師と看護師たちは大勢の患者への対応に追われる。一方、鎮火後、倉庫のオーナーが捜査に協力すると名乗り出るが、事態は突如、思いがけない方向へ動き出す。

ブレットは、仲間の身内であり大切な人との関係について大きな決断をしようとする。リリーの気をひこうとするオーチスは、モリーズ･ノースのオープンに全力を注ぐ。一方、ボーデンは、アパート火災から救助した有名なブルース･ミュージシャンの人生に思いを馳せる。ドーソンは父親との関係をどう修復するか思い悩む。