イギリスの法律事務所に魅力的なオファーを提示され、事務所の将来について異なるビジョンを描くハーヴィーとジェシカ。
イギリスの大手法律事務所と合併し、ピアソン・ダービー事務所が誕生した。ジェシカは合併に反対していたハーヴィーが、現状に不満があり事務所を去るのではないかと疑う。レイチェルに経歴の詐称を打ち明けたマイクは、そのことが公になることを恐れる。一方、ハーヴィーからはジェシカの圧力に屈した件で厳しく責められ信頼を取り戻そうと必死になる。そんな中、ダービーと関係の深い、エヴァが社長をつとめるヘシントン石油の案件を任されたハーヴィーは、密かにダービーにある取引を持ちかける。
ヘシントン石油はジアノプロスから株式公開買い付けを仕掛けられ、乗っ取りの危機が現実のものに。2日後に行われる投票でエヴァを勝たせるべく、ハーヴィーとルイスは策を練るが、エヴァの殺人容疑を気にするハーヴィーに対し、ルイスは買収を防ぐことを重視して意見が分かれてしまう。マイクはルイスの部下となったカトリーナとジアノプロスの弱点を探すために組むことに。お互いの動きの監視目的もあったが、意外にも意気投合して妙案を思いつく。一方、ドナとスティーヴンは急速に接近する。
ダニエルを相手した、ハーヴィーとジェシカの戦いを、再び姿を現したデイナ・スコットがかき回す。しかし今回は、彼女が勤めるイギリスの法律事務所が後ろ盾に付いていた。
検察側の証人マリガ大佐が「エヴァから殺人依頼を受けて殺した」と供述。実はスティーヴンがマリガ大佐に連絡を取ったせいでキャメロンに証人として取られてしまい、ハーヴィーはスティーヴンに怒りを爆発させる。ジェシカはヘシントン石油のナンバーツー、ニックを黒幕に仕立ててエヴァを無罪にする作戦に出る。マイクはニックのスイス銀行の口座明細の情報から、ニックがマリガ大佐に殺人を依頼したと主張するが…。一方、出張中のナイジェルの猫ミカドを預かっていたルイスは、情が移ってしまう。