ニューヨーク州シラキュースで、25歳の女性モリーが失踪して24時間が経った。4か月前に25歳のゲイルが失踪し、3日後にオノンダガ湖で遺体が発見された事件と似通っているため、同一犯の犯行だと見なされる。遺体で見つかったゲイルには激しい拷問の跡があり、暴力的な男性の犯行と想定して捜査を進めていたBAUだが、遺体遺棄の状況から犯人が女性である可能性が浮上する。
昼ドラの長寿番組「誘惑の小道」の撮影中、セット内で同番組の脚本家サラ・カトラーの遺体が発見された。背中には凶器である“消防斧”が刺さったままという異様な状態から、ベケットたちは犯人が斧にメッセージを込めたと考え捜査を開始する。第一容疑者は、ドラマの熱狂的なファンで知られるフォックスキャン・ラバー。彼女はサラの脚本を嫌悪し、ブログで犯行をほのめかしていたという。その頃、かつて番組に出演していたキャッスルの母は、事件を知るなり勝手に捜査協力を申し出る。
感謝祭絡みのケガ人で大忙しのチャスティンに有名人が運ばれ、キムは新たに引き抜いた若きカリスマ外科医に独断で手術を任せる。コンラッドとニックの感謝祭は、謎の女性や急患が現れたことで、予期せぬ展開へ。一方、オースティン宅を実親のラマーとボニー、そして弟たちが訪れ、2つの家族が初対面を果たす。
元患者で強盗犯のスピロがコンラッドに拷問されたと主張し、チャスティンを訴えた。キムは、この機に乗じてコンラッドを解雇しようと画策し、真実を知るデヴォンを聴取に呼ぶ。コンラッドか自分の地位か選択を迫られたベルは、身をもってレッドロックの恐ろしさを知り、大きな決断をする。
一連のクオヴァディスの騒動に対し、ベルは緊急検討会を招集。クオヴァディスの悪行を証言したのは、死んだと思われていた元社員のジュリアンだった。デヴォンは結婚が取りやめになったことをジュリアンに告げる。一方、ERにキットの元夫ブレットが搬送される。診察の結果、腹部大動脈瘤が発見され、緊急手術が行われる。