フランク・サリバンの自宅で火災が発生。逃げ遅れた彼の娘ケッジーとフェイが焼死した。新任の検事補ジョー・マーロウは現場にステイブラーとベンソンを呼び出す。彼女は、かつてステイブラーと組んでいた元警察官だった。幼い子が犠牲になったことでSVUが担当すべきだと考えるマーロウは率先して捜査に加わる。現場検証に当たった消防副保安官は放火と断定。難を逃れたフランクの長女エミリーは、彼の元妻の仕業だと言い出す。
マギー・ハウスホールダーが帰宅すると、子守りのサンディが縛られてクローゼットに閉じ込められていた。夫のアーロンが幼い息子ドゥルーを連れて逃げたようだ。ドゥルーはミトコンドリアDNA枯渇症候群を患っていて、生命維持装置がないと命が絶たれてしまう。医師は脳活動がないという診断を下していた。ハウスホールダー夫妻が裁判所に生命維持装置の停止を申し立てていたさなかの出来事だった。SVUの必死の捜索が始まる。
オリビア・ベンソン刑事とエリオット・ステイブラー刑事が盗まれたレンタカーのトランクから誘拐された少女を発見する。誘拐犯人は凶暴な精神分裂症のアーティスト、ソール・ピカードだ。激怒したピカードがエリオットに傷害を与える。ケイシー・ノバク検事補は、裁判で精神異常者の対処に苦難し、彼女自身の暗い過去に直面することになる。