シーズン4最終話では、自分に干渉してくるデクスターに、トリニティは手を引くよう警告する。だがデクスターは法を犯してでも彼を止めようと考えていた。リタはデクスターとの関係に危うさを感じていたが、夫を支えていこうと決意する。そしてついに、デクスターとトリニティは対決。この対決は二人の人生を大いに狂わせるものだった・・・。
デクスターはトリニティという怪物を理解したつもりでいた。だが10歳の少年が誘拐されて、それまで積み上げてきたトリニティについての知識を疑わざるを得なくなる。時間との闘いの中、トリニティにより近づくにつれて、自分はトリニティと想像以上に似ているかもしれないと、デクスターは認めざるを得なくなる。
デボラの粘り強い捜査によって、警察はトリニティの正体まであと一歩と迫り、デクスターの恐れていたことが現実となり始める。何としてもトリニティの逮捕を阻止しないとデクスターは殺しの獲物を奪われるだけでなく自分とトリニティとの奇妙な関係まで明るみに出されてしまうため、大胆な行動に出て時間を稼ぎ、自分がトリニティを仕留めるまで警察の手を止めようとする。