迫りくる悪夢
不動産の保険ブローカーをしていたテッサ・ホートンの遺体が、ワイヤロープで天井に張りつけられた状態で発見された。額には、錬金術記号に似た“謎の文字”が深く刻まれ、儀式的な快楽殺人で「犯人は殺人を楽しんでいる」「いかにも連続殺人犯だ」と、キャッスルは推測。早速ベケットたちは捜査に動き出すが、なんと現場で採取された指紋とキャッスルのものが一致したと報告を受ける。無実を信じ捜査を続けるベケットだったが、テッサとキャッスルの関係を裏づける証拠が次々に見つかると、彼女は逮捕に踏み切ってしまう。